短期間に何度も転職を繰り返すエンジニアのことを称して、「ジョブホッパー」や「キャリアビルダー」と呼ぶことがあります。どちらも似たような意味を持つ言葉ですが、ジョブホッパーは闇雲に転職を繰り返しているだけなのに対して、キャリアビルダーは転職を繰り返すごとに収入アップやキャリアアップを実現させているという違いがあります。
ジョブホッパーはと言うと、上述の通りむやみに転職を繰り返すだけで、転職後に収入アップやスキルアップを図るどころか、待遇が悪くなってしまうことも珍しくありません。
転職理由が人間関係や労働環境が悪くなったというような主体性のない理由ばかりで、自身のキャリア形成に有用な転職はどういったものかを検討することもないため、キャリアビルダーと違って職務経験も一貫していません。その結果、ジョブホッパーは有用な経験も積むことができず、スキルアップを図ることもないため、収入面も待遇面も転職のたびに下がってしまうことが多いのです。
一方のキャリアビルダーの特徴には、これまでの職務経験に一貫性がある点が挙げられます。キャリアビルダーが転職する理由は、キャリアアップを重ねることで、年収や待遇をアップすることです。そのためにはどのような経験を積むことが望ましいのかをしっかりと認識した上で、それが適う企業への転職を行います。転職するたびにスキルアップを果たし、必要な経験を積んでいるので、次の転職先でも収入もポジションも上がっているのです。
以上のことから、エンジニアとしての成功を志すのであれば、ジョブホッパ―ではなく、キャリアビルダーという働き方を意識することが重要なのです。ジョブホッパーにならないためのコツがコチラのサイト(http://jobhopperengineer-naranai.com)に載っているので、あわせて読んでみてください。